ESTPの日本人の有名人を
まとめてみました。
16タイプで有名人を検索しても大抵は
海外の人物しかヒットしなかったり、
出てくる日本人も、
専門的知識のない素人が診断したもので
「ほんとか?」
と思うものがほとんどだと思います。
そこで誤解や理解不足が起こっている
と感じられますので、ここで、数人
ESTPの日本人で知名度が高い方を
紹介しますね。
1)吉田拓郎さん(歌手)
日本のシンガーソングライターの
草分け的存在で、2000年の
日経エンタテインメント誌で
J-POPの開祖とも記された
吉田拓郎さんは私も子どもの頃より
大好きで日本を代表するESTPの
ミュージシャンでしょう。
ストレートなダミ声でうつむいて
ブツブツ呟いていると思ったら
太陽なような邪気のない笑顔を
見せる、その明るさとストレートさ、
そしてパワーに多くの人は惹かれ、
世代を越えて愛されているのでしょう。
1977のインタビューより(抜粋)
編集部 大体、曲はどんな時にできるんですか?さあ、今日は詩を作ろうかって。
拓郎 ああ、そういうのは絶対にダメ。そういうのは昔から変らない。 ちょっと、お酒飲んで帰ってね、今日は気持いいっていうんで詩を書くとかね、なんか暇だなって、TV観ててね、ちょっと暇だから、じゃあメロディつけようかって、そんなグータラ、グータラした曲作り。フォークとかニューミュージックの世界の人間ていうのは、かん違いが多いのね、シンガーの中にね。アーティストのくせに、自分が自分をプロデュースできると思ってる奴が多過ぎるのね。そんなやつは10年に一人位しかいないのよ。ところがあいつにできたから俺もできるってふうに思ってるのみんな。そりゃあ、おお間違いね、やっぱり人まかせにするところは、人まかせにしなくちゃ、自分はどんどんグレードアップしないもの。
朝日が昇るから 起きるんじゃなくて
目覚める時だから 旅をする
教えられるものに 別れを告げて
届かないものを 身近に感じて
越えていけ そこを
越えていけ それを
今はまだ 人生を 人生を語らず
『人生を語らず』これが自由というものかしら
自由になると淋しいのかい
やっと一人になれたからって
涙が出たんじゃ困るのさ
やっぱり僕は人にもまれて
みんなの中で生きるのさ
『どうしてこんなに悲しいんだろう』
自分の力(サブ内的思考)
人の助け(第三外的感情)
その狭間。そして融合。
その瞬間を身体で表現する。
(メイン機能、外的感覚)
彼の言葉全てからESTPの
生き様が見えるようです。
2)ROLANDさん(ホスト、実業家)
現代ホスト界の帝王と称される、
ローランドさん。
もともとサッカー少年で、その後
歌舞伎町ホストナンバー1になり、
今ではメディアに出る他、
ホストクラブや脱毛サロンや
飲食店などを経営している方です。
「俺か、俺以外か」など、
“名言”としてSNS等で取り上げられる
ウィットに富みストレートかつ、
短くまとめられた発言も有名です。
(注、ストレートなのは、外的感覚、
ウィットに富み、短くまとめるのは
サブ機能の内的思考でしょうね。)
インタビューなどから、ESTPらしく、
スマートで格好良く、知的な発言を
いくつか紹介します。
僕の持論で、『ステップアップに必要なのは“ちょっと素敵な勘違い”』というのがあって。いろんな人に成功の秘訣を聞かれるたびに、『ちょっと素敵な勘違いだよ』って答えるんですけど、それこそが俺という人間を支えてきたものなんですよ。よくよく考えると、それまで彼女もできないほど厳しくストイックにサッカーに打ち込んでいた自分が、歌舞伎町でもやれるんじゃないかと思うなんて、素敵な勘違いもいいところですよね(笑)
おばけと一緒で、夢も未練があったら成仏できずに出てくる。努力不足だと、悪霊のように中途半端にずっと現れて、煙たがられて、怖がられる。でも、全力で頑張りきることができていたら、それが成功するしないにかかわらず、夢は成仏するわけじゃないですか。それなら、成仏できるように頑張れよと。そうしたら努力は全然無駄にならない、っていうのは伝えていきたい
たとえばサッカーでも、僕は絶対にパスやシュートをしてはいけないというときでも、自分が違うと思ったら違う判断をしていました。それはホストでも一緒で、たとえば酒を飲むのがホストの常識だとされていても、僕はそれは違うと思っていたからノンアルコールで通した。でも、よくよく考えたら成功者って何かしらルール違反をしている人間なんですよね。人を傷つけるルール違反はもちろんよくないけれど、自分が正しいと思ったなら、仮に常識から外れたことでもやってみる勇気は必要なんじゃないのかな
3)大島優子さん(女優)
ESTPの女性も紹介します。
元AKB48の人気メンバーであり、
今は女優として活躍されている
大島優子さん。
運動神経も抜群で明るく丈夫で
飾らない彼女のパワーはAKB48
グループの絶頂期を支え得ました。
インタビューや彼女の発言などより、
興味深い話をシェアします。
座右の銘は高校時代の恩師の言葉である「十人十色、己を信じ精進せよ」
20歳になったときから思っていたんです。“30歳までは修行だ”と。30歳まではとにかく悩んで、苦しい思いをたくさんしながら頑張ろうと。だから、苦しいし大変だという思いは、楽しさでもあったんです。修行がつらければつらいだけ、頑張れば頑張るだけ、30歳になったときに、何かがパッと開けるはずだと
本当に昔は、寝ているようで寝ていないような感覚でいたし、どこに自分がいるかも分からないまま仕事をしていることもありました。
元々ある台本に何か色付けしたりとか、自分で膨らませていくっていうのは役者さんの仕事なんだろうなと思います。「叫ぶ」と最初に台本に書いてあって、そのことを咀嚼して、一回自分で抗ってみたりもしたのですが、結局最後には叫んでしまったので、“してやられた”という感覚です。石井裕也が脚本・監督・プロデュースしている作品なので、何とかそこに反骨心というか、もっと自分で色付けしてプラスアルファが出来たらと思っていたので、少し悔しいです笑。
((鉄人のようにこなす握手会対応に)握手会は大変じゃないですか?)普通だと思うんですよ。みんな芸能人とファンって捉えるから大変に感じると思うんですよね。人と人と考えたら普通、(こんなに多くの人とコミュニケーションをとるんで)自分が成長できる場なんです。全部吸収の場になる。全部、吸収する(笑)
最後の握手会への意見も興味深いですよね。
芸能人、ファンという立場ではなく、
ひとりの人間として仕事をこなす、
という事は、ESTPでは、
第三の外的感情(社会的立場)ではなく、
サブの内的思考(個人の人間)を
尊重する、という部分です。
最後の自分の成長と、成長への吸収、
というのも内的思考っぽいですね。
4)山内溥さん(実業家)
山内溥さんは任天堂の元代表取締役社長です。
就任当時まだ弱小玩具メーカーだった任天堂を
電子ゲームによって世界的な企業に
押し上げた「中興の祖」と言われています。
独特の経営哲学で知られ、情報公開が少なく、
大のマスコミ嫌いという自身の性格も手伝って、
尾ひれがついた噂が多くなりワンマン経営者の
典型として長い間語られてきましたが、
実際のところは幹部社員の殆どから
好かれていたカリスマ的社長だった
とも言われています。
そんな山内溥さんのインタビューや
名言などから、気になったものを
ピックアップしました。
運を認めないといけない。運を実力だと錯覚するということは、これほど愚かなことはないんです。経営者としてね。ところが、人間ですからついつい運の存在を無視して「俺の力だ。俺のやり方が良かったんだ」と言いたいんですわ、人というものはね。それは駄目。
僕らみたいな仕事をしていると、いろいろ迷うんです。これしようとか、あれしようとか。ところが、あれしてもだめ、これしてもだめだということになっていくと、だんだん自分のやれる範囲が絞られてくる。だから、私は何も新しいものを求めていたんでも何でもなくて、考えていくうちに、もうこのへんしかないと。任天堂の行くところは、それしかないと思わざるを得なかったんです。消去法でいけばそうなるんです。
世間にはよく成功した人間を尊敬する人がいるけれど、それが僕には不思議でしようがない。たまたま運が良かっただけの人を、どうして尊敬できるんでしょうかね。
ゲームソフトを作れる技術屋というのはたくさんいます。しかし、本当に才能の豊かな、経験を持った有能な人は極めて少ない。優秀なゲームを作れる人が少ないということは、くだらないゲームなら作る人が大勢いるということです。そんな人に市場を荒らされたら、育つものも潰されてしまう。各メーカーが競争になればなるほど、どうしても多作に走り、ソフトの種類で勝負しようということになる。そうなると、似たようなくだらないゲームソフトが市場に氾濫する。駄作が多く出回ると、消費者は不快感を持つようになる。そうなったら、娯楽市場なんてアッという間に崩壊します。駄作で市場を崩壊させないためにも」独占」しなければならなかったんです。
皆さん、任天堂の戦略とか秘密とか、なにか特別の大層なものがあると思って、それを期待されているようですが、そんなものはない。このビジネスがいつまで続くのか、次をどうするのか、あるいは長期戦略とか、そんなもの何もない。
とにかくひとつ思うのは本当に
ESTPさんの言葉はストレートで良いですよね。
僕はすごく好きです。
5)石川遼さん(ゴルフ選手)
ハニカミ王子で話題になった
1991年埼玉県松伏町生まれの
石川遼さんもESTPでしょう。
ゴルフでナンバー1になる、と
いつも強く語っている姿が
印象的で格好良いいですよね。
「ハニカミ王子」は2007年の流行語大賞に
選ばれましたが、しかし彼の父親曰く、
「遼は小学生の時から人前で目立ちたがっていた」
とメディアで語っていたそうです。
彼の印象的な発言を紹介します。
基本的に過去をあまり振り返らないタイプというか、いまを大事にしているところがあって。その意味で、最近はいい感じでゴルフもできているので、2018年の成績に関してダメだったなといった感覚は、正直あまりないと言いますか、数字は良くなかったかもしれませんが、全体的にはいい方向に行っているかなという思いがあります
自分としては、やっぱり世界一を目指していて、そこはまったく変わっていません。そういう意味で世界一になるためにはもちろん(アメリカは)通らなければいけない道だと思いますし、勝たなきゃいけない選手もたくさんいます。そういう感覚で捉えていますね。ただ、単にアメリカに戻りたいということではありません。すべては目標、意識がどこにあるかだと思います。2019年も日本でやりますけど、世界一になるという目標は変わっていませんから、いつというのはわからないですけど、自分のなかでしかるべき時期というのはあると思いますただ、単にアメリカに戻りたいということではありません。すべては目標、意識がどこにあるかだと思います。2019年も日本でやりますけど、世界一になるという目標は変わっていませんから、いつというのはわからないですけど、自分のなかでしかるべき時期というのはあると思います
(コーチを初めてつけたことに)本当に今までいなかったですし、つけたいとも思ってなかったんです。田中コーチだから教えてほしいと言う感じなんですかね。誰が言っても揺るがないような、ある意味客観的なことを田中さんはSNSで投稿していて……。コーチの実績とかそういうので決める人いるじゃないですか、僕はそういうの一切ない。ただ田中さんが示していることに興味があったから、お願いしたいんです。
以上、
ESTPの代表的な日本人の有名人
でした。
あまりいっぱい紹介しても
長くなりすぎるのでこの辺で
ストップしておきます