エッセイ4 充実した大人になる方法

カタギです、

今回も私が日々のどうでもいい
雑念をゆるく綴ったエッセイ
書きます。

今回は私の身の丈にあっていない
妙な話になります。

16タイプの話はあまりないので、
忙しい人はスルーすることを
オススメします。

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■大人になる方法
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何を思ったのか、偉そうに
“大人になること”を書きます。

僕はまだ33歳の若輩者で、
大別すれば若者に入るので、
こんなことを言うのは、

これを読んでいる僕よりずっと
年上の社会のベテランの諸兄には
無礼で不遜なのかもしれない。

が、

このメールを読んでいる方は
僕より若い方も多いようなので、
主にその方向けに書く、という
“てい”で書きたいと思います。

。。。

大人になることは、お金の
“使い方”が上手くなることだと、
最近考えている。

子どもはお金の使い方が下手だ。

社会経験のない幼稚な人間も
お金の使い方が上手でない。

お金を使うという事、

つまり、何か商品やサービスの
購入する代金を払うという事は、

決断が必要で、刺激と痛みが伴うものだ。

刺激に走りすぎると”散財”してしまう。

痛みを恐れすぎると、
使えなくなって、溜め込んでしまう。

溜め込むのは良いことではないか?
という意見もあると思う。

が、僕はそうでないと思う。

お金は使わないといけない。

でないと不況になるからです、とか
それが消費者の権利です、とか、
社会に恩返しをしろ、とか、

そういう事を言いたいわけではない。

お金を使わないと、自分が
どうお金を使えばいいか、
分からないからだ。

お金の使い方に性格がでる、
ということはよく言われる。

それは正しい。

お金を使うことは究極の
自己理解につながるのである。

お金にビビっている人は、
永遠に自分の事が分からない。

自分のことがわからないから、
自分の価値観も進化しない。

世の中、やたらとお金の稼ぎ方を
教えると風潮するサービスが多い。

が、お金の使い方を教える
サービスや教育機関はない。

それもそのはずだ。

貯めたり、稼いだりするのと違い、
お金の使い方は他者から学べない。

自分の経験から自分と丁寧に
コミュニケーションをとって、
学んでいくしかないのだ。

“お金の上手い使い方”とは、

節約の仕方とか、
コスパの分析の仕方とか、
値下げ交渉の技術とか、
100円ショップの有効活用とか、
お下がりとused品の扱いとか、
マイルとポイントの貯め方とか、
クーポンを集める方法とか、

そういう、
しょうもない技術ではない。

自分と自分の周りの人が
最も充実するときを過ごせる
商品や経験や情報やサービスを
“認識”し”判断”する技術だ。

100人100通りの正解がある。

いや、正解はない。

永遠に磨いていくべきスキルだ。

最初は上手く出来ない。

変なものに使ってしまう。

初デートで高級すぎる
レストランを選んでしまったり、

あまり好きでもなかった彼女に
ダイヤのネックレスを貢いだり、

そこまで読みたくもなかった
漫画を大量に注文してしまったり、

カタチから入ろうと思って、
初心者のくせに無駄にプロ仕様の
ギターや機材を購入してしまったり、

よくわからないネットビジネスの
教材に何百万も使ってしまったり、

他にも色々あると思うが、
大体男の子はそんな感じだと思う。

「購入」ボタンを押すのは
簡単だが、それでしっかりとした
満足感を感じたり、それが自分の
人生、毎日を充実したものにするには

とてもむずかしい、ということに
段々気がついていく。

お金は生きていく上で絶対に
使わないといけないであり、

そして使うお金の量と種類は
歳を取るにつれ、どんどん多くなり、
多様化していく、のが普通である。

お金=充実ではない。

ただ、充実を得るためには
お金は使わないといけない。

それも意識的、積極的に
使わないといけない。

意識的に使うのだから、
充実感は感じたい。

だから、どんどんお金の使い方が
うまくなる。

そしてどんどん自分を知っていく。

そして自立し、大人になる。

経済的にも、精神的にも
自立した人間は人に好かれる。

素晴らしい人間関係は
自分自身を成長させる。

お金の使うことの意義は、
このように全てにつながる。

僕は商売をしている。

「ははぁ、急にお金とか
言い出すから何かと思えば‥」

「結局は
俺の商品買えってことだろう!」

と誤解しないでほしい。

言いたかったのは、商売を
していると、やたら皆さんが

消費にビビっている、
と感じることだ。

僕の謎の完成ロードマップ
(税込み:2,980円)でも、

「大金なので、、慎重に考えていて、、
でも、興味があって、でも、
もうちょっと無料で勉強してからの
ほうがいいでしょうかね‥うう‥」

というような声が来る。

ネットの商売は怪しいのが
多いので慎重になるのは
悪いことでないと思うのだが、

2,980円にビビっていたら、
どうするんだと思ってしまう。

経済や社会学の話はプロでないし、
門外漢なのでサッパリ分からないが、

日本が元気ない(と言うのであれば)

素人考えになるが、単純に消費が
足りないだけではないかと思ってしまう。

金がないわけではない。

日本人はお金を持っている。

若者はもちろんお金がないが、
中高年の貯蓄率は依然高水準だ。

ただ何に使っていいか、
基準がなく、分からない、
というのがあるかもしれない。

高級ホテルに泊まれば幸せ、
5つ星レストランなら幸せ、
ブランドバッグなら幸せ、
ハワイに別荘を買えば幸せ、

というのはほとんどの人が
もうあまり信じていない。

それは社会や集団の意見であって、

自分個人は多分、そこまで
満足し、充実感を感じない、
と気がついているのだ。

ただ、そうはいっても、
日本の中高年者は今まで

自分の選択で、
自分の責任で、

主体的かつ意識的に
お金を使用してこなかったので、

何に使ったらいいのかわからず、
ビビっているのかもしれない。

別に中高年のオジサンおばさんの
悪口を言いたいわけではない。

僕は基本的には中高年の方を
尊敬していて、好きだ。
(こういう言い方がそもそも
無礼なのかもしれないが)

。。。。

話が脇にそれている。

このメールマガジンは
16タイプの話が中心だ。

お金や経済、社会学の話など、
聞きたい読者は少ないと思う。

「何をウダウダ説教してんだ!」

「あんたはどの立場なんだ!
ただの心理学オタクだろう!」

とお怒りだと思う、尤もだ。

本当に自分でも何を
言っているのだと思っている。

でも

「たまにはいいじゃないかぁ~!
性格の話ばかりしてられるかぁ」

「そもそも心理学も経済学も一緒だ、
学問は学問だ、心理学だけの事を
勉強している心理学者はろくでもない!」

などという気持ちも同様にある。

まあそれは置いておいて。。

ここまでの話を僕の専門の
16タイプに結びつける。

ここまでは

日本社会とか、日本人とか、

外的思考、外的感情的な
タテの区割りで人間を論評
してきたが、ここで16タイプ的な
横の区割りを入れると、、

う~む。難しい。。

外的思考モードから、
内的思考モードに
切り替えてるようである‥

(今までの考えが外的思考的
だというわけではなく、勿論
内的思考での分析なのだが)

ひとつ言えるのは、

第3機能の部分にお金を
使うのは”ほどほど”に
しておいたほうがいい、

ということである。

僕はINTPなので、内的感覚。

植物や栽培にハマって
ドカ購入をして、失敗したり、

入浴剤や野菜スムージーに
ハマって失敗したり、

第3がオーバーになって、
やり過ぎた経験は
枚挙にいとまがない。

第3はちょっとでいい。

それで十分満足できる。

それ以上は実は、
自分もそこまで欲していない。

第3で得られる充実感は
安易だが、底も浅い。

困った時の軽い
エナジードリンクのようなもので、
(ファイトいっぱつ!的な)

頼りすぎるとロクな事がない。

そして当然メインとサブの部分が
自分自身の充実感に近いものである。

だから、そこを強化するように、
お金を使うべき、、、

ということは言えると思う。

僕でいうと旅行と学習だ。

第3を抑えて、サブと
メインに注力する‥、

一番手っ取り早いのは
その方法かもしれない。

ただ、最初の話に戻して、
それが大人になることに
結びつくのか?

と言われるとよく分からない。

とりあえず、

長くなったので今回は
ここまでにします。

僕の明らかにエッセイでない
説教のような提言のような、
妙なものを読んでいただいて、
ありがとうございます。

日本人の9割以上は本を読まず、
まとまった長い文章も読めない、

と言われている中で、こんな
僕のキャッチーさも面白みもない
文章を楽しめる忍耐強く賢い
稀有なあなたに敬意を評します。

カタギ(INTP

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