「言語化能力」を高める方法(性格別)

カタギです、

あなたは話すのは得意ですか?

今回は言語化能力について、
話していきます。

言語化とは?

昨今は「言語化」という言葉
流行っています。

考えや感情を明確に言葉で
表現できて伝えられる能力‥

そんな能力が欲しい!磨きたい!
というニーズが高まっているのかも
しれません。

実際に私の元にも、

「自分は感情タイプで
言語化がニガテです、
どうしたらいいでしょうか?」

というようなお便りが来ます。

そこで、今回は16タイプ別に
言語化能力をアップさせる方法を
軽く解説していきます。

さて、対話には私の考えでは
大きく分けて、言語化の作業と、
コミュニケーションの部分に分かれる、
と考えます。

言語を頭の中で生成し、文章化する部分と、
それを身体や五感を使って表現する部分です。

言語化と8つの機能

心理機能の理論で考えると、

・思考、直観が言語化の作業、

・感覚、感情が、コミュニケーションの部分。

に関連があるのではないかと考えます。

つまり、言語化能力を向上したい
場合は、直観、もしくは思考能力を
高める必要があるかもしれません。

更に詳しく考えていきます。

このコミュニケーションのステップを
直観、思考、感覚、感情で考えると、

対話のプロセスとしては、

まず、直観機能を使って、表現
したい感情、考え、描写、説明などの
要素となる言葉を生成したり、
内側から発見したりします。

その次に、思考機能を用いて、
集まった言葉を適切に配置し、
無駄なものは削除し、一貫性があり、
明確性が高い整理された文章にします。

そして感覚機能を使い、
口を使って発声したり、手を使って
紙に文字で書いたりして、

頭の中にある表現したい文章を
現実的に何かしらの五感を
使って認識できる状態にします。

そして最後に感情機能を使って
表現方法を工夫したり、気持ちを
込めて相手が受け取りやすくしたり、

自分が表現した時や相手が
受け取った時気持ちがハッピーに
なったりするようにします。

‥というのが私の考えです。

つまり、まとめると、

直観:言語生成、単語生産、ワード発見

思考:文章構築、適切な配置、言葉の選択。

感覚:実体化。目に見える形で表面化。

感情:表現方法への工夫。気持ちを込める。

ということになり、4つの機能、
全てに役割があると考えられます。

ですので「言語化」といっても、
単純に思考、直観能力が高い
NTタイプが得意というわけではなく、
それぞれに弱点があり、課題がある
ということでしょう。

こう考えると興味深いですよね。

あなたも自分がどこが足りてないか
考えてみると面白いかもしれません。

さて、最後に私が考える、各タイプが
更に言語化能力、対話能力を
磨くための方法や
コミュニケーションにおける
注意点をシェアしていきます。

■ESTJ、ESFJ

一般的な言い回しや表現に
頼りすぎない事が大事です。

個別の状況で適切な表現や
言葉は変わってきます。

手垢のついた表現で大雑把に
表現しようとしないで、

状況に応じた適切な単語を
チョイスするようにしましょう。

また、

“いちいち説明しないでもいいだろう”

と自分が思うことでも説明が
必要な場面は案外多いです。

丁寧にひとつひとつの状況を
しっかりと見てその時にあった
説明をしていくといいと思います。

■ISTJ、ISFJ

ESTJESFJとは逆にこちらは
一般的な表現を厳守しましょう。

対話で変わった言葉を使ったり
個性を出そうとすると
言っている事が分からなくなります。

(直観が弱いので単語を扱うのが
不得手で言葉に翻弄されてしまう)

基本的に言語コミュニケーションは
得意ではないことを自覚して、

相手が理解しやすい一般的な表現を
しっかりと使うのが重要です。

一般的な表現とは何かというと、
ニュースで言われていたり、新聞で
使われていたりする一般的な言葉です。

話題もそうなります。

普通の会話、普通の話題を得意にすることで
コミュニケーションでのミスが減ります。

個性は会話ではなく、別の場所で
表現できるので安心してください。

■INFJ、ENFP

話が冗長になりやすいので
注意が必要です。

言語生成ばかりして
整理できなくなるので

無駄な言葉をガンガン
省くのが大事になります。

頭でしっかりと整理してから
相手が理解しやすい文を話す。

そうしないと対話ではなく、
自分のまとまらない気持ちや
考えをコミュニケーションの
場で一方的に自己整理している
ように思われて、

人があなたと話したいと
思われなくなってしまいます。

■ISTP、ISFP

言葉が止まり、
出てこなくなりやすいタイプです。

意識的にワードを集めるのが大事です。

本を読んだり、積極的に色んな
表現を使うようにして、
意識して言葉を集め、自分の
レパートリーを増やすといいです。

言葉が集まれば、表現したいことを
表現できてスッキリします。

道具や説明したいモノを見ながらなら
話せるのですが、何もない状態だと、
言語の弾がないと、うまく話せないのです。

目の前の他人が使う言葉をよく聞いて、
自分が用いていない単語を見つけ、
それを借用し自分のモノに積極的に
していくのが重要であると思います。

■ESTP、ESFP

とにかく失言が多いのが気になります。

弾を何度も発射すれば最初が
誤射してもOK!言い直す!

いっぱい言えば言いたい事が
そのうち伝わる!と思いがちですが、

最初が相手の急所に当たると
よくない結果になるので注意です。

本人も意図しての失言ではなく、
うまく表現できなくての失言なので
両方が可哀想で良いことはなにも
ありません。

言う前に待つのが大事でしょう。

最初にパッと思いついたことを
口に出すと誰かを傷つける事がある、
少し考えてから喋るようにすると、
更にコミュニケーション上手になります。

■INFP、ENFJ

とにかく明確に話すことが大事です。

自分の気持ちや内側の考えを
表明する時、不思議な言葉や
独創的な表現、変わった言い回しで
曖昧にする傾向があるので、

それをせず、正直に誰にでも
分かる言葉を使ってハッキリとクリアに
混じりっけなしの素肌の自分を
白日の光の元に表明することが大事です。

しっかりと明確な表現をして
正直な自分を見せられるように
ならないと、

誰も本当の意味で自分の事を
理解してくれなくなって、
ふと悲しくなってしまいます。

■INTJ,ENTP

対話のバトンを適宜、適切に
相手と入れ替えるのが重要です。

話し手側と聞き手側と分けて、
そこで固定して対話を続ける
傾向がどうしても強いです。

聞いてばかりになったり、
(相手に話させてばかり)
ずっと話の主導権をもってばかりに
なってしまいがちになります。

話して、聞く。聞いて、話す。
会話のキャッチボールを常に
意識することが重要です。

そうしないと、

自分だけが情報を入手できたり、
主張を心置きなく述べられたり、
考えを洗練できたりしただけで、

相手はあなたと話したメリットが
ない、ということになってしまい
やすいです。

対話の相手にも対話報酬を
しっかりと与えてあげないと
いけません。

■INTP、ENTJ

自分が考えている将来への展望、
作戦、全体像を適宜、明確に周りに
クリアに説明することが重要です。

自分だけが全体像を把握していればいい、
というのは間違いです。

そうしないと、誰もあなたが考えている
事を理解できず、あなたといることで、

無意味な不安感やプレッシャーを
周りに与えることになってしまいます。

適宜、将来の展望をクリアに表明し、

周りの無意味な不安感や恐怖や
心配やプレッシャーや恐れを軽減させて、
周りが将来に心配しなくていい状態に
させるようにしないといけません。

将来の展望や作戦、未来への
全体像を開示する際も言語だけに
頼らず適宜グラフや表や絵などを
用いて、五感でも理解できるように
することが重要になります。

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以上です。

もしかしたら、

かなり手厳しいこともいってしまい、
あなたを嫌な気持ちに
させてしまったかもしれません。

ごめんなさい。

でも、今回の話が何かあなたの今後の
参考になれば、幸いです。

そして、もしできることなら、
あなたの周りの人にも今回の
話を何らかの形で伝えて欲しいです。

それでは!

カタギ(INTP

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