エッセイ11 コンサルとジャズセッション

カタギです、

私が16タイプの話を踏まえたり、
踏まえなかったり、とにかく
日々の雑念をテキトーに語る、

カタギ流エッセイを今回も
お届けします。

今回の内容は、

・コンサルと16タイプ
・高校時代のカタギ
ISTPのトロンボーン奏者
・診断サービスに来るタイプ

などです。

■コンサルは抜け殻になる

今回は僕の仕事上の愚痴である。

そんなあなたの愚痴など、
聞きたくないです、

というのが本音だろうが、
そんなこと言わずに
あなたにとっても興味深い部分も
あると思うので是非
聞いてやってほしい。

日々、

スカイプ、ZOOM、LINEなどで、
クライアントの話を聞いて、
それについてどうこう言う、

いわゆるコンサルティングの
ようなことをしている。

一番多いのは
「タイプ診断コンサル」で、

有り難いことに多くの方に
ご利用頂いている。

利用者様にもっと信頼性が高い、
そして利便性が高いサービスに
しなければと考え、まともな
規定も取り急ぎ、本日作成した。

参考)タイプ診断コンサル規定
https://setagaya-wheel.net/type_rule

東京辺りに事務所を借りて、
オンライン以外での訪問での
相談も受け付けられるように
しようか、検討中でもある。

で、このコンサルティング、
そんな感じで順調なのだが

実はすごいエネルギーを使う。

今は9700円で診断をさせて
頂いているが、個人的には
全然わりに合わない。

文字通りエネルギーがゼロになる。

終わったら何もできなくなる。

僕の今やっている仕事で
最もタフな仕事である。

大学の友人などに話すと、

「今風で優雅な仕事だな。
ずるいわ~」

みたいなことを言われる。

確かに今風かもしれないが、
全然優雅ではなく、タフで
エネルギーが枯渇する。

先日、昼、午後、夜と3人
連続した時があったが、

夜終わった後は、文字通り、
「生きた屍」状態で、

ご飯も作れず、お風呂も入れず、
ぼーっとしていた。

相手にフォーカスして集中するからか
分からないが、コンサルがあると、
抜け殻になって、使い物にならない。

日々何人ものお客さんを
相手になさっている
経営コンサルタントさんや
心理コンサルタントさん、

またコンサルタントに限らず、
業務的に似ている、

お医者さんや弁護士さん、
カウンセラーさんなどは、
本当に尊敬してしまう。

「自分もカタギさんのように
コンサルティングしたい!」

「心理学とかを活用した
コンサルタントになりたい」

という人も多いが、
個人的にはオススメしない。

ハッキリ言って大変だ。

で、そんな僕の愚痴は
ここまでにして、あなたが
興味が(まだ)あるのは、

どんな人が利用しているか
だろう。

僕は何か心理療法士とかの
まともな資格をもっている
わけではない。

ノーライセンスで
野良の素人である。

ブラックジャックのような、
技術があればともかく、
何の技術もない。好奇心だけだ。

そんな僕のコンサルティングの
利用者はタイプでいうと、
どのタイプが多いだろうか‥

ISTJINFJが多いかもしれない。
後、ISFPも多い気がする。

EJも多い。逆にIPは一番少ない。

そもそもJ型の方が、
こういう風にコンサルティングを
受けたり、他人に意見を求める事を
自然にしやすいと思うので、

やはりJ型の方が明らかに多い。

性別は9割女性だ。

これは性格とかに興味が強いのは
女性の方が多いからだと思う。

また、女性の方がこういうものに
自然とお金を使える、という側面も
あると言えばあるのだと思う。

大人の男性が心理学のコンサルに
お金を払う、というのはどこか
不自然で、かっこ悪い‥という
印象は完全にないとは言えない。

年齢はやはりまちまちだが、
25前後と35前後が多い層かもしれない。

40代や50代も決して少なくないが、
60以降はやはり少ない。

勿論やたら若い連中も少なくない。

傾向としては、

INTPENTJENFJ辺りは、
若い連中が多く、

SJ型は40代以降が多い印象がある。

でもこれはいい年齢だから、
SJ、と僕がミス診断をしている
可能性もある。注意しないといけない。

まあとにかくそんな感じである。

今回の僕の雑感があなたの
何かの参考になれば幸いである。

ちなみに、コンサル業は大変、と
述べたが、別に嫌いではない。

クライアントさんは多種多様で、
僕も色んな事を勉強できて、
教えてもらえて実に楽しい。

大変だが、やりがいがあり、
苦労ではない。

だからこれからも止める気はない。

■下駄箱でのジャズセッション

あなたが興味あるかわからないが
(多分ない)

たまには学生時代の思い出でも
語ろうと思う。

高校時代はテニス部だった。

が、それと同時に

ジャズ同好会なるものに入った。

これは僕のひとつ上の学年が
気まぐれに作ったもので、

僕の代が2代目というか、

僕が1年の時入って、
先輩は2年生だけで、
3年生はいなかった、
というわけである。

先輩も少なく、
たしか3人くらいだったと思うが、

皆、吹奏楽部の人間で、

気晴らしにジャズをやる、
そのために作った、
という感じだった。

女性の先輩が2人、
男性の先輩が1人だった。

先輩方は吹奏楽部の中でも
もっとも上手なメンバーの
区分であった。

で、僕の代は僕を含めて、
6人ほどで、

吹奏楽部との兼部が3人、
残りも野球部やら写真部やら、
とにかく何かの兼部だった。

僕も前述の通り兼部だったので、
メンバーは全員兼部だった。

サブの部活動、という感じで、
基本的な活動タイミングは
確か、週2回くらいの昼休み
だった気がする。

活動場所は音楽室だったが、

放課後や別のタイミングは
吹奏楽部や弦楽部や合唱部などが
使っていて、とても僕らの

ジャズ同好会が使える感じで
はなかった。

僕はテニス部でもあったが、
僕の学校はテニスコートは
2面で、男女で曜日を決めて
活動していたので、

(男子テニス部の日、
女子テニス部の日、など)

毎日放課後テニス部の活動が
あるわけではなかったので、

ジャズ同好会にも、
その時のメンバーの中では
最も積極的に参加していた。

前述の通り、音楽室は
使えなかったので、

写真部との兼任で、同じく
そこまで活動がなかった
ISTPの同級生など数名と、

校舎玄関前、下駄箱のそばで
練習していた。

僕は一応パートとしては
ギターであったが、

メンツがいなかったので、
その時はドラムやピアノや
ベースを担当していた。

(ジャズはギターより、
上の3つの方が基本的に重要)

ちなみにISTPはトロンボーン
だったので、2人の時は、
トロンボーンとドラムとかで
セッションをしていた、

しかも場所は下駄箱である。
実にシュールである。

トロンボーンとドラムで、
ジャズ・セッション。

しかもドラムは立派なセットではなく、
キックとスネアとハイハットだけ。

高校時代だからできた感じである。

が、そんなジャズ同好会、
僕が二年に進級すると、
ガラリと様相が変わる。

新入生が7人くらい入ってくる。

そのうちギターの男子(ENTP
以外は兼部ナシで、ウチの
同好会オンリーであった。

そして僕が色々あり、
(個人的にはイヤだった)
副部長になった。

部長のENFPは吹奏楽部が忙しく、
基本的にいない。先輩もいない。

1年の時に来ていたISTPやら
他の僕の同級生も基本的には
こなくなった。

そのため僕が全部取り仕切る
感じに変わってしまった。

しかも新入生は大抵がジャズ等、
サッパリ分かりません、
という感じの子であった。

そのため、僕が全部教えた。

僕は今では年下や後輩にどちらかというと、
苦手意識がなく、指導にも自信があるが、

高校二年の当時は、ハッキリ言って、
年下はあまり好きでなかった。

が、指導していく上で、
苦手意識は減っていった。

1つ下のその7人も
(考えると当然だろうが)
やたら僕を慕ってくれた。

そして3年。

色々あってまた副部長になった。
(というか維持)

部長の女の子は1つ下の僕の
シンパだったので、実質僕が
実験を握っていた。

そしてこの代は20人くらい
新入生が入ってきた。

もっと多かったかもしれない。

正直言ってサッパリ嬉しくなく、
(マジかよ‥)
という感じだった。

僕がサッパリ弾けない、
チェロとかフルートとかの
指導もしないといけなくなって、

「もう駄目だ、どっかから
コーチを引っ張ってきて、
部に昇格して俺は引退しよう」

と決めた。

で、これも話すと長いのだが、
(高校時代、妙に変なところは行動力が
あったものだ、と我ながら不思議に思う)

コーチの男性を見つけてきて、
お願いして、ジャズ同好会を
ジャズ部にして、で、僕は去った。

ちなみに、そのコーチ、
相当キッチリやるタイプで、
評判があまりよくなく、

卒業してから後輩連中から、
ブーブー言われる事が多い。

「カタギ先輩がいた時のほうが、
テキトーで良かった!」

という感じによく言われた。

実際僕も、当時、このコーチだと、
普通の部活になるだろうな、
とは思って、少し迷ってはいた。

が、やはり今考えてみても、
僕の判断は間違ってなかったと思う。

下駄箱でトロンボーンと
ドラムでセッションをやるのは、
確かに悪くないとはいえ、

やはり肩身が狭いし、
なんともシュールすぎる。

実際、こんな感じで活動していた
1年のときは、色々な人に
声をかけても、誰も
同好会に入ろうとしなかった。

だから、

多少窮屈でも、ちゃんとした
場所で安心して練習できたほうが、
基本的には良いだろう、
と今、改めて思う。

とはいえ、僕自身も
厳しいコーチがいて、
ちゃんとした部活になったら、

部活にパッタリいかなくなったのも
また、事実である。

「結局何が言いたいんだ!」

と思われるかもしれないが、
特に言いたいことはない。

ただ、高校時代の部活ひとつとっても、
このように色々な気付きがある。

改めて考えてみると、興味深い部分がある。

“普通の学生時代でした、
特にユニークな事はないです。”

という風に仰る人も多いが、

改めて考えてみると、何か
面白い発見があると思うので、
オススメである。

2021_12_25

カタギ(INTP

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