人を分析する3ステップ

カタギです、

あなたは人を分析するのが好きですか?

「なるほど、この女性はさっき、
髪を指でクルクルとかき回した。。」

「これは退屈というメッセージなのか、
それとも俺に気がある、ということなのか、
この場合は、つまり、、!!」

などと、

人の心理を当てたり、本心を
見破ったりするのが好きですか?

今日は分析手段について解説します。

心理機能の理論では分析方法は
大きくわけて2種類あります。

思考分析と、感情分析です。

私はINTPで思考タイプです。

なので今日は思考の分析方法を
紹介します。

思考で人を分析する時、
重要なのが、

・正しい分離ツールを使う
・推論中はツールを変えない
・必要であればツールを変える

この3つになります。

ひとつひとつ解説していきます。

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1:正しい分離ツールを使う
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かなり重要なポイントです。

正しい答えに1ミリでも近づくためには、
(本当に正しい答えは最終的には
誰にも分かりません)

その状況や出したい答えにあった、
正しい分離ツールを使って、
分析作業を開始する必要があります。

「分離ツールとはなんですか?」

違いを区別するための思考の物差しです。

例えば、統計をもとにした区別、
法律やルールでの区別、
倫理やモラルでの区別、
科学的、生物学的な区別、

もっとカジュアルな例だと、

男女の違い、文化の違い、
血液型の違い、生まれの違い、
ひとりっ子か、そうでないかの違い、
時代の違い、職業の違い、容姿の違い、

など、

自分や他人を分析する時に、
色んな角度から分析できるのですが、
自分が出したい答えに沿った
分離ツールを選ばないと、

答えの抽出に遠回りになってしまうことが
往々にして多くなってしまいます。

特に重要なのが、

「ひとつの慣れているツールに
こだわないこと」

です。

人は何かを人について分析する時、
多くの分離ツールを器用に
使い分けられるわけではありません。

(この分離ツールの使い分けは
思考機能、とりわけ内的思考機能に
関連性が高いように思われます)

どうしても、得意な区別だったり、
慣れている分離だったり、やたらと
多用している分離ツールがあるのですね。

で、色んな状況を分析する時に、その
やたらと多用している、過信している、
ひとつのツールで何でもかんでも
分析しようとする、という間違いがあります。

この辺りはそれぞれ個性があります。

「男はこうで、女はこうだから、」
「東京人はこうで、大阪とはこうだから、」
「昔はこうで、今の時代はこうだから、」
「あの人はA型で、自分はB型だから、」
「あの人は美人で、自分はブスだから、」

のような感じで、男女で区別したり、
生まれで区別したり、時代で区別したり、
血液型で区別したり、ルックスで区別したり、

それぞれ個人個人の性格で
定番の分離ツールというか、言い訳ツールというか
頻繁に使う多用しているものさしがそれぞれあるのです。

あなたはどうでしょうか。

あなたが多用して頻繁に人を分析する時に
使っている分離ツールは何でしょうか。

最近の私は勿論16タイプの理論です。

何でもかんでも、

「あの人はINFJだから、」

「この場合は外的感情が、、」

とついつい分析手段を贔屓して
使っています。

でもその分析が妥当でないケースも
多々あります。

ですのでこの辺り私も気を付けています。

あなたもあなたが贔屓して多用している
分離ツールは何か?

考えてみて下さい。

人間の性格や人を分析する時には
色んな分離手段で解析結果を出さないと
正しい答えには近づけません。

自分が軽視している分離ツールは
積極的に使い、過信している分離ツールは
消極的になることが重要です。

次です。

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2:推論中はツールを変えない
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自分で分析するときも、誰かと
議論するときも、

「この分離方法で推論しようね」

と最初に前提を決めておいて、
そこから急にブレない、というのが
答えを導き出す時に重要な部分です。

例えば、私がこういう心理機能の話を
誰かにしている時に、初めは、
心理機能、16タイプ、性格の
セオリー内で議論をしていても、

答えに行き詰まって、途中で急に、

「それは、血液型がB型だから、こうだ!」

「それは、う~ん、女性はそういうもんだ!」

と、急に血液型の分離ツールや、
男女の分離ツールを持ち出して、
議論しようとしてくる人がいます。

で、しょうがない、男女で推論したいんだね、
ということで、その話に合わせていると、今度は、

「それは昔の人はそうで、
今の人は違うからだ!
どうだ!これが答えだ!」

のように、

時代の話を持ち出して無理矢理答えを
出そうとしてきたりする人がいます。

思考がサブや第三に来ている人が
やってしまいがちな議論だと思います。

これにはかなり困ってしまいます。

愚痴や単純なお喋りなら別にいいのですが、
これは推論においてはタブーなんですよね。

今まで物体の長さをセンチで測っていたのに、
急にインチで測ろうとするようなもので、
これで正しい答えが出るはずがありません。

サッカーの試合で途中でルールを変えて、
ハンドボールのルールを持ち出して、
いきなり手でゴールを決めるようなもの。

ひとつの分離法でディベートしている時は、
勝手にツールを途中で変えてはいけません。

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3:必要であればツールを変える
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で、次ですが、これも相当重要です。

。。。

そう思ったのですが、
もうかなり長くなってしまいましたね。

そしてこんな小難しい理屈の話に
あなたが興味あるか分かりません。

ですので、あなたが続きをご希望でしたら、

「続きを書いてちょんまげ!」

とコメントを下さい。

続編希望が多かったら、続きをまた書きます。

それでは、今日はこの辺りで。

カタギ(INTP