「16タイプLABO」やめました。名前を変えた3つの理由

こんにちは、性格診断コンサルのカタギです。

このたび、これまで「16タイプLABO」という名前でやってきた発信を、「性格診断コンサル カタギ」に改名しました。YouTubeのチャンネル名も、Instagramも、だいたいこの名前に切り替わっています。

「え、16タイプの話はもうしないんですか」「16タイプが嫌いになったんですか」「急に自分の名前を出して、PRしたくなったんですか」と、いろいろ思う方もいると思うので、なぜ変えたのか、その理由と経緯、それからこれから何を話していくつもりなのかを、ここに書いておきます。

先にいちばん大事なことだけ言っておくと、16タイプの話をやめるわけではありません。 名前を変えただけで、中身はほとんど変わりません。今まで僕の動画を面白がってくれていた方は、これからも同じように見てもらえると思います。むしろ、看板を下ろしたぶん、以前より自由に喋れるようになったと思っています。

この記事は、動画で話した内容をもとに、あとから補足しながら書き直したものです。動画のほうが雰囲気は伝わると思うので、よかったらこちらもどうぞ。

▲ 動画版はこちら(約20分)

何をどう変えたのか

はじめてこのブログを読む方のために、ざっくり自己紹介をしておきます。

僕は、MBTIでおなじみの「16タイプ」をひとつの物差しにしながら、人の性格について考えたり喋ったりしている人間です。個人の方とZoomやメールでやりとりして「あなたはこのタイプだと思います」とお伝えする性格診断コンサルをやっていて、それをかれこれ5〜6年くらい続けています。ほかにセミナーをやったり、合宿をやったり、YouTubeで喋ったり。だいたいそんな活動です。

その全部に、これまでは「16タイプLABO」という名前がついていました。YouTubeチャンネル名も、ブログのタイトルも、SNSのアカウント名も。合宿やセミナーの会場で「どちらの集まりですか」と聞かれたときに答えるのも、16タイプLABOでした。

それを、「性格診断コンサル カタギ」に変えました。やめたのは名前だけで、活動をやめたわけでも、扱うテーマを変えたわけでもありません。

理由その1・看板と中身がズレてきた

いちばん大きいのは、単純に今の活動の実態と名前が合っていないな、と思っていたことです。

これは、僕の動画をよく見てくれている方ほど感じていたんじゃないかと思います。最近のカタギ、16タイプとの紐づけ方がけっこう強引になっていませんか、という。

たとえばコメンテーターの回で、性格タイプとお笑いの話をしているとします。笑いにはこういう種類があって、こういう人はここで笑って、と喋っていって、最後に「タイプで見るとNPはこうで、NJはこうですね」と結びつける。うまく収まるときもあるんですが、正直、最後に無理やり16タイプへ着地させているなと自分でも思う回がありました。

というのも、僕のセミナーや合宿に来てくださった方はよくご存知だと思うんですが、実際に起きていることは、こういう順番なんです。

まずカタギが、人の性格について思っていることを好き勝手に喋る。
そのあとで「これを16タイプの理論で言うとこうなりますね」と参照する。

つまり16タイプがメインではなく、カタギの思い込みのほうがメインなんですよ。思い込みがメインです。理論はそれを説明するための道具として、あとから引っぱってきている。

それなのに看板には「16タイプ」とダダーンと出ている。これだと、16タイプ屋さんが16タイプの正しい知識を提供してくれるお店に見えます。ラーメン専門店じゃないのに「なんとかラーメン」という看板を出しているようなもので、たしかにメニューにラーメンはあるんですけど、それが主役かというと違う。このズレは、そろそろ解消したほうがいいなと思いました。

だったら「カタギ」を真ん中に置いたほうが、実態には近い。そういう判断です。

理由その2・読む人を混乱させてしまう

ふたつめは、見る側にとっての問題です。

「16タイプLABO」という名前が出ていると、ふつうは「16タイプの正しい情報が手に入るんだな」「分かりやすく解説してくれるんだな」と期待すると思うんですよ。名前がそう言っているので、当然です。

で、僕もたしかに解説はしています。内向的直観はこういう働きですとか、ISTJはこういう人ですとか、ISTJとINTJはここが違いますとか、そういう話はいくらでもします。それは自分なりに正しいと思っていることですし、デタラメを言っているつもりは1ミリもありません。

ただ、一般的なMBTIや16パーソナリティーズで言われていることを、そのまま分かりやすく噛み砕いている発信ではないんです。世間で共有されている説明とは、けっこうな確率でズレます。

そうなると何が起きるか。「16タイプについて正しいことを知りたい」と思って来てくださった方ほど、混乱します。とくに真面目な方ほど、「本にはこう書いてあったのに、この人は違うことを言っている。どっちが正しいんだ」となってしまう。

これは、こちらの看板の出し方が悪い。僕は資格も何も持っていませんし、16タイプの正しい情報をみんなに伝えなければ、という使命感も正直ありません。それなのに「16タイプの正しい知識を持っている団体です」と読める名前を掲げていた。ここは、ちょっと申し訳なかったなと思っています。

「じゃあカタギの言っていることは間違いなんですか」と言われると、そうではなくて。僕は自分が見てきたことから、これはこうだろうと本気で思って喋っています。ただそれは僕の独断と偏見であって、一般論ではない。そこを名前で誤解させるのはよくない、という話です。

ちなみに、一般的なMBTIの情報と僕の話のあいだで頭がこんがらがってきた、という方には、この記事が参考になるかもしれません。

理由その3・僕自身の足枷になっていた

3つめは、完全に僕個人の都合です。

「16タイプLABO」と名乗ってやっていると、16タイプに結びつけた話をしなければいけない、という感覚が、意識的にも無意識にも働きます。見てくれている人は16タイプに興味があって来ているんだから、その前提で話さないといけない、と。

すると、こういうことが起きます。人の性格について思いついたことがある。自分の中ではけっこう面白いと思っている。でも、これは16タイプときれいに結びつけられないな。じゃあ今回はやめておこう。

……こういう没が、けっこうな数ありました。自分で自分に制限をかけていたわけです。名前ひとつでそこまで縛られるのかと思われるかもしれませんが、縛られるんですよ、これが。

で、最近になって思ったんです。16タイプを解き放って、僕がもっと好き勝手に喋ったほうが、たぶん見ているほうも面白いんじゃないか、と。だったら看板を下ろすしかない。そういうことです。

ついでに「ラボ」もやめました

もうひとつ、地味に気になっていたのが「ラボ」のほうです。

ラボというと、研究室ですよね。研究成果を発表してくれるのかな、研究者みたいな人が話してくれるのかな、という受け取り方になると思います。

でも僕は、自分のことを研究者だと思っていません。厳密にデータを集めて、検証して、真相を解明しようとしているわけではないからです。やっていることはもっと単純で、人と絡んだり、人の性格を見ていて、パッと感じたことをそのまま喋っているだけ。「普通に考えたらこうだよな」と思ったことを、そのまま出しているだけなんです。

それを「研究」と呼ぶのは、自分の中でどうもしっくりこない。「16タイプ研究」という名目で看板を掲げていると、期待されるものと実態のズレがまた生まれてしまう。だったらラボも外そう、となりました。

そもそも、みんなが16タイプに詳しくなる必要はない

もう少し踏み込んで言うと、僕は「みんなが16タイプにめちゃくちゃ詳しくなって、人をタイプで見られるようになったらいい」とは、まったく思っていません。

むしろ大抵の人にとっては、16タイプのことなんて考えずに生きているほうが、健康的だと思っています。

ただ、自分の性格について悩んでいるとき、人との関係でしんどくなっているときに、16タイプはそれを少し和らげてくれる道具にはなる。僕はそのくらいの距離感で扱っています。だから「16タイプ」をメインに掲げるのは、自分の考えとも少し違ったんですよね。

それと、僕が会いたいと思っているのは、16タイプにめちゃくちゃ詳しいマニアの方というよりは、もうちょっと普通の人です。看板に16タイプと書いてあると、どうしても前者が集まる。そういう意味でも、名前を変えるのは自然な流れでした。

一度決まりかけた没案「カタギの人間好きクラブ」

ここからは余談というか、名前を決めるまでの裏側の話です。

「16タイプLABO、やめてやるぜ」とひっくり返したあと、じゃあ何にするんだという問題が当然出てきます。僕が喋る内容自体は変わらないので、「人間について思っていることをうだうだ喋る場所」に名前をつけなければいけない。

まずはAIに相談しました。「俺はこういう活動をしていて、16タイプLABOはもうやめるんだ」とガーッと投げたら、20件も30件も案を出してくれます。便利なものです。

出てきたのは、たとえばこんな案でした。

・カタギの人間研究室
・独断と偏見の人間学
・カタギの人間観察ラボ
・カタギの人間教室

で、僕はこれに片っ端からケチをつけるわけです。すぐケチをつけるんですよ、僕は。

AIがいちばん推していたのは「カタギの人間研究室」でした。でも人間研究室、ちょっと怖くないですか。実験してるみたいで。客観的にはいちばん合っているのかもしれませんが、自分としては嫌でした。「なんとか学」もつけたくない。学問と言えるほどのものを自分がやっているとは思えないので。

「人間観察」も、けっこう推されたんですが好きじゃないんです。観察という言葉は、なんだか遠いし一方的なんですよね。僕の実感としては、観察というより人間にタックルしてぶつかって、そこで感じているほうが近い。

「人間好きクラブ」に、一度は決めていた

そうやって全部に文句を言った末に、ひとつだけたどり着いた案があります。

カタギの人間好きクラブ。

これ、一度は決定していました。アイコンまで作って、Instagramのアカウント名もサイト名もこれにしよう、と切り替える直前までいっています。

理由は2つありました。ひとつは「クラブ」という言葉に集まりの感じがあること。僕は結局、ゼミや合宿やセミナーで人が集まって、その場の反応を見るのがいちばん楽しくて、そのためにやっているようなところがあります。「独断と偏見の人間学」だと、教えてもらって終わり、という感じで集まりの気配がない。

もうひとつは、「カタギってこんな感じだけど、人間が好きなんだな」というのが最初に伝わること。それが伝わっていれば、僕が普段言っている少し変なことも、「なんでこの人はこういう考え方をするんだろう」という謎も、入口の段階でいくらか解けるかなと思ったんです。

それでもやめた理由

ところが1日2日たって、いろんな人と話して意見をもらううちに、やっぱり変えることにしました。

実態には近い。僕らしさも出ている。でも、お店の看板としてどうなんだ、という話です。

「カタギの人間好きクラブって何それ」「大学のよく分からないサークル名ですか」と、まあ思いますよね。検索にもまず引っかからない。マーケティング以前に、社会性が見えないというか、ただの趣味の集まりに見える。ちょっと薄気味悪さもあります。「人間好きクラブ、何をするんだろう」と。

すでに僕を知ってくれている人にはいいかもしれない。でも、はじめて見る人にとっては取っ掛かりがなさすぎる。「何の話?」「誰?」で終わってしまう。それはさすがに無理だな、と思ってやめました。

なぜ最後は無難な職業名にしたのか

そこからいろいろ考えて、最終的には思いきり無難にいこうと決めました。

結論として、名前には職業名を入れたほうがいい。これに尽きます。

「カタギ」という個人名を前に出すことは早い段階で決めていたんですが、そもそも「カタギって何だよ」という話になります。屋号なのか、本名なのか、何をしている人なのかが分からない。そこに職業名がついていれば、この人が何をしている人なのかが一行で分かる。

それで「性格診断コンサル カタギ」になりました。ひねりはありません。でも、ひねる必要がない場所でひねると、ただ分かりにくくなるだけだというのが、今回いちばんの学びでした。

現在はInstagramもLINEも、だいたいこの名前で統一されています。

これから何を話していくか

最後に、これからのことを書いておきます。

繰り返しになりますが、16タイプの話は引き続きします。 機能の解説も、タイプごとの話も、これまでどおりやります。

そのうえで変わるとすれば、看板を下ろしたぶん以前より自由に喋れる、というところです。「16タイプLABO」と名乗っていたころは、どこか公式っぽくて、それらしいことを言わなければいけない気がしていました。それがなくなったので、思っていることをそのまま出せます。

具体的には、これまで16タイプにきれいに落とし込めなくて出さずにいた話。たとえば「職業を選ぶときの3つの視点」みたいなテーマは、16タイプを中心に置かないほうが、はるかに現実的な話になります。16タイプを絡めるとエンタメ性は上がるんですが、そのぶん現実から少し離れていくところが、正直あるんですよ。

なので、これからは実践的な話が増えると思います。今までより役に立つ、と感じてもらえる回が増えるんじゃないでしょうか。

それともうひとつ。「性格診断コンサル」と名乗った以上、この仕事そのものの話もしていくつもりです。診断コンサルの実態や裏側、こういうクライアントさんには正直ムカつきました、というエピソード(ありました)、実際に人を診るときに気をつけていること。そういう話です。

カウンセリングやコーチング、コンサルティング、あるいは人の相談に乗る仕事をされている方には、何かしら参考になるかもしれません。

自分のタイプがまだはっきりしていない、という方は、まずここから試してみてください。
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※結果はあくまで一つの参考として。最終的に一番あてになるのは、自分の感覚だと僕は思っています。

今回の改名について、「もっといい名前があると思いますよ」というご意見があれば、ぜひ動画のコメント欄で教えてください。自分のこだわりで「こう見られたい」と考えるより、外から見ている人のほうが、僕の特徴をよく分かっていたりするので。そんなにコロコロ変える気はありませんが、いい案があれば普通に検討します。

というわけで、これからは性格診断コンサル カタギとして、引き続きやっていきます。中身は今までと変わりません。よろしくお願いします。

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