ISTPの日本人(有名人)

ISTPの日本人の有名人を
まとめてみました。

16タイプで有名人を検索しても大抵は
海外の人物しかヒットしなかったり、
出てくる日本人も、

専門的知識のない素人が診断したもので

「ほんとか?」

と思うものがほとんどだと思います。

そこで誤解や理解不足が起こっている
と感じられますので、ここで、数人
ISTPの日本人で知名度が高い方を
紹介しますね。

イチローさん(野球選手)

MLBで10シーズン連続で200本安打を達成し、
日米通算4367安打のギネス記録をもつ
イチローさんは日本を代表する野球選手です。

現在はシアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼
インストラクターを務めています。

彼のエピソードや発言から学べる事は
山程あるのですが、ここでその中の
一部をシェア致します。

プラン通りでなかったイチロー

高校からプロ野球界という“社会”に出て1年目。イチローは、「3年間2軍でプロとしての基礎を作り、4年目にレギュラーを獲る」というプランがあったと語る。しかし、そのプランは早々に崩れることになる。18歳の7月、寮でテレビを見ていたイチローに、当時のマネージャーから「明日から1軍だ」と電話があったと言う。「計画とは違うし、僕にはまだ早いから断って欲しい、と伝えました。でも上からの指示だからどうにもならないと言われ、強制的に福岡に行かされました」

→イチロー選手に偉そうな事は言えませんが、
プランを考えるけど、どうしてもISTP
プラン通りにいかない傾向があります。

プランを考えるのは第三機能なんですよね。

やはり重要なのは第三よりサブ機能。

未来を予測(第三機能)ではなく、
外側の状況に対応するように生きる
(サブ機能)がISTPの成功に不可欠です。

違和感を感じていたイチロー

「5年目の僕は、スランプ状態に陥っていたんです。だけど結果が出てしまう。その感触が何とも気持ち悪かった」

→以前、私のYouTubeでも、
ISTPは違和感を感じる」
というテーマを扱った事があるのですが、

ISTPは何か違和感を感じるんですよね。

五感と直観のはざま、
サブ(現実)と第三(想像)の
はざまのズレに何か違和感を
感じるんですよね。

想像と現実が違うことに違和感を
感じるのです。

このイチローの場合だと、

想像ではスランプ→結果が出ないはず
だけど現実では→結果が出てしまう

イメージと現実の違いに違和感を
感じていたのかもしれません。

でもそれを掴めない、言葉に出来ない、
だから、身体で表現するしかない、
ということなんでしょうね。

この後彼はメジャーリーグに挑戦するのですが、
まさに身体を使って確かめに行った、
ということなのかもしれません。

個人の力を重視するISTP

「“プロは勝たなきゃ意味がない”と言う人がよくいますが、そんなのは詭弁だ。たとえ10対0で負けている試合でも、ものすごいプレーを見せればお客さんは喜んでくれる。どんな状況でもファンを意識しプレーする、それがプロです。『俺はチームのためだけに』なんてさわやかに言っているヤツは、口だけの薄っぺらい人間か、個人では他と戦う能力がないかです」

ここは内的思考が出てますね。

チームのために、というのなら、個人それぞれが
力をつけろ、それがチームのためになる、という
個→組織。という順番なのでしょうね。

やはり内的思考は個人の力にフォーカスがいきます。

そしてISTPらしく、その力を最大限に
「今発揮しろ」ということですね。

これをやったらいいは分からない

「実は、『これをやった方がいい』と感じることは漠然としている場合が多く、それをするのは難しいんです。だからより明確な、『しない方がいいことをしない』を重ねてきました」

→本当に仰るとおりですね。

だからそのためにも失敗が重要になるのでしょうね。
失敗を繰り返していって、「しないほうがいい事」が
より明確になるのでしょうから。

イチローからISTPへのメッセージ

「どれだけ頭の中に情報を詰め込んでも、肌感覚で持っていないと弱い。失敗してなんぼ。特に若いうちは。そこから学ぶことこそが大切で、それが強さにつながるのだと思う」

ISTPにとって重要なレッスンですね。

体感→反省、というまさにサブ→メインの
順番になるのだとおもいます。

頭の中に情報を詰め込むだけで、肌感覚はない、
というのは第三ループの状態なのでしょう。

本当にイチロー選手は自分の事が
分かっているんでしょうね。

山口百恵さん(歌手)

70年代を象徴するスターである山口百恵さん。

芸能界引退後は一貫してマスコミや芸能界へ
距離を置いているので、現役時代の
演出された”山口百恵”像以外に私が得られる
彼女についての情報は少ないのですが、

その中でも私は彼女はISTPではないかと
判断しました。

以下、印象的なエピソードなどになります。

決まっていた引退への意思

そして、翌1980年3月7日には三浦との婚約発表と同時に、「我儘な…生き方を私は選びました。(中略)お仕事は全面的に引退させて頂きます」と芸能界引退を公表する(wikipediaより)

→所属事務所のホリプロと確執があった等、
色々な事が言われていますが、突然の発表
だったようですね。

大衆の意見や反応次第でどうこう、
ということはなく、

もう彼女の中では文字通り、もう
“決まった”ことだったのかもしれません。

普通の主婦でありたいISTP

いまなお芸能界では百恵の復帰が待ち望まれているが、「普通の主婦でありたい」という彼女の信念は揺るぎないようだ

→普通の主婦をやっていて、何の問題も感じないんでしょうね。

完全に憶測ですが、もしかしたら芸能界時代に
過度な演出強要で”我慢”しすぎてしまったのかもしれませんね。

お笑いが大好きなISTP

お笑い番組が大好きで、新婚当時も『THE MANZAI』や『お笑いスター誕生!!』などをビデオで録画し、夫婦で何度も見ていた

ISTPはお笑い好きが多いです
笑いたいんですよね。

ISTPと母親の愛

百恵は子どもたちが芸能界入りする時も、その厳しさをわかっているからこそ、あえて突き放しています。子どもたちの相談相手はもっぱら父親で、彼女は『あなたたちが好きでしていることでしょう。自分たちで頑張りなさい』と励ましています。勘がいい彼女は、子どもたちの才能を冷静に見極めているはずです。自分は目立たないようにして、しっかりフォローしている。子どもたちがお世話になっている人に挨拶は欠かしませんし、将来を真剣に考えている。母親としての愛情の深さを感じます。家族のコミュニケーションは百恵が中心に回っていて、一緒にバーベキューをしたり、全員でカラオケや楽器演奏をしたりして、とても仲がいい

→「普通の主婦」といっても、グータラ昼寝ばかりして、
みたいな(それが普通の主婦か分かりませんが)
そういう感じではないんでしょうね。

主婦としてベストを尽くしている、と
そういう感じなのでしょうかね。

福山雅治さん(歌手、俳優)

歌手、俳優、ラジオDJ、写真家など
様々な分野で活躍されている福山雅治さん。

俳優としては『ひとつ屋根の下』の次男役で
知名度を上げ『いつかまた逢える』の初主演以降、
人気を不動のものにしています。

ミュージシャンとしても2000年の「桜坂」が
220万枚を超える大ヒットを記録、

1990年代以降は好きな男ランキングの上位
常連になっています。

そんな福山雅治さんのインタビューなどから
ISTPにとってためになるものをピックアップしました。

予想できない提案に乗れ

実は自分の中には二つの創作の軸があるんです。一つは、箭内道彦さんの言う「クリエイティブ合気道」のように、オファーに対していかに有機的にクリエイティブするかというもの。それが、僕にとってのタイアップというものに対してのやり方なんです。「え? それやるの?」と感じるようなオファーが来た時にも、単に「いや、それは俺っぽくないからやらない」と決めてしまうのは、僕の中の“負けじ魂”というものがうずく。人間というものは多面体ですから、人によっては全く別のところが見えているわけで、「その感覚は俺にはわかんねえな」というものがあったとしても、その人にそう見えていて、それを欲しているのならば、自分が現在でき得る限りのことでそれに対して応えてみようと考えているんです。これまでにも、思いもよらぬオファーを受けて、やってみたら思いもよらぬアウトプットになったという経験をいくつかしているので。

→実に重要なお言葉だと思います。

ISTPはサブ機能の外的感覚で、

思いも寄らない提案に見通しが出来なくても
飛び乗ってみる、というのが重要です。

それが福山さんの仰るとおり思いもよらぬ
アウトプットに繋がり、
自分の成長(メイン機能、内的思考)に
最終的につながってくるんですね。

ISTPは、

予想できない方に対応していく、

という生き方がやはりベストです。

定期的にエゴを発散しろ

もう一つの軸は、そういった外部からのオファーに関係なく、自分の中で常に沸々と煮えたぎっているようなものですね。いろんなものとの折り合いのつかなさだったり、自己中心的だったり、エゴイスティックだったり、世の中と相容れないかもしれない感覚や感性。もしくは主義や主張。そういったものがあふれ出すという。ある程度のスケールを持って活動するなら、二つのどちらかだけではダメだと思っています。もし自分個人から出てくるもののみだと、ある時期はすごくヒットするかもしれないけど、ある時期からあまり受け入れられなくなる危険性がある。かたやオファーばかりでクリエイティブしていくのも、これまた受け手側にとっては「じゃあ実際、あなたは本当のところどうなの?」と思われてしまう。だから、その二つの軸の両方が必要だと思っているんです。

→これだけ整理して考えられているのは
本当にすごいですね。

まさにその通りだと思います。

外側のオファーに対応してばかりだと、
やはりメイン機能が”ふてくされて”
きて、段々おかしくなってきます。

だから、溜まったエゴを吐き出す
タイミングは必ず必要でしょうね。

ただ、ISTPは福山さんが仰る、
もうひとつの軸、エゴからの主張、
というのは自然と
出てくると思うのですよね。

だから意識的にトライするのはやはり
前述の思いがけない提案に飛び乗る、
という部分なのでしょうね。

設計図通りに行かないでいい

自分が行きたい方向とか、こうなったらいいなというビジョンはいつも想像しているし、その設計図をもとに目標に向かって進んでいるつもりではありますが、やはり、思いもよらぬオファーを受けてやってみたら思いもよらぬアウトプットになったという経験のおかげというのは大きいんですよね。

→これも第三(内的直観)をあてにせず
サブを信頼したほうがいい、という
お話ですよね。

自分の予測を疑え

もっとリスナーを信用しなきゃいけないんじゃないのかと自問自答したところもあるんです。自分が新しいトライをすることをちゃんとファンの方は喜んでくれるんじゃないのか、そのことをもう少し信じたり、もう少し甘えてもいいんじゃないのかという。「こういうことをやればファンが喜ぶんじゃないか」というこちら側の予測や見立てだけではなく、本当に自分が刺激を受けたり興奮してることをファンの方も最も求めてるかもしれない。そう思うようになったんです。

→徹底的に第三を”疑って”いらっしゃいますね。

ISTPの成功、そして自分のさらなる成長に
必要なのは、自分の予測を疑う姿勢、
世界に自分をさらけ出す姿勢、
そういったものなのかもしれません。

長澤まさみさん(女優)

2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」の
大ヒットで有名になった女優の長澤まさみさん。

彼女のインタビューなどから興味深いものを
ピックアップ致します。

ISTPは最初はシャイである

デビューした当時は、ものすごく人見知りだったんです。もうシャイすぎて、どうにもこうにも芸能界は合わないなと思っていました。この世界にいるのは自己表現が得意な方が大半で、みんなすごいなって。私はそういうタイプじゃない上に、まだ子どもだったので、まず人付き合いに慣れるまでにすごく時間がかかりましたね。20代の半ばまでかかったかな。

→時間はかかるんでしょうね。
でも時間をかければ、
なんとかなるんでしょうね。

ISTPは大人に憧れる

10代の頃に「もっと女優らしくしろ」と言われたことがあるんです。女優は夢を売る仕事だから、本心がどうであれ、いつも堂々とふるまうべきだ、と。ただ私は性格的に、自分を実際以上に見せるのが苦手で、どうしても「私なんてどうせ」という感情が出てきてしまって。それから大人になり、周囲の言葉に耳を傾けられるようになってからようやく、それらしくしなきゃと覚悟するようになったかな。

私が憧れるすごい大人たちは、それぞれがさまざまな道をかいくぐって、今の地位を手にしているわけだから、楽はしちゃだめだなって痛感します。壁があるならば、ちゃんと自分で壁にぶつかっていく覚悟を持っていたいですね。ぶつからずに回避してしまうと、掴みたいものを正面から掴めない気がするから

→覚悟や大人という言葉が出ていますね。

自分の甘さや未熟さとしっかり向き合って
ちゃんと壁にぶつかって突破していく
覚悟をもつ、それが彼女の中の理想的な
“大人”なのかもしれません。

ISTPは老いる事にワクワクする

私も大人と呼ばれる年齢ではあるんですけど、年上の人が大好きだし、ずっと“オトナ”というものに憧れ続けていますね。ひとくくりに年を重ねること、老いることがいやなものという捉え方はしたくない。面白みの奥行きは、重ねた歳月だと思うから。それに私がいる業界は、大人を面白がることに対しても寛容ですし、懐の深い人がとても多い。それも大人が好きだと思う理由かもしれません

→老いるのにネガティブなイメージは
確かに昔以上に今は強いかもしれませんね。

勿論特に女性はそうでしょうが、
男性も若干あるかもしれません。

私も年齢を重ねることに対して昔から
プラスの捉え方をしてきたので、
彼女に同感しますね。ここは。

ISTPはもっと人を信用しなさい

(人間関係が楽になったのは、人を信用できるようになったのでは?という質問に)それはあるかも。本当に慎重派だったんですよ。人に興味があるし、好きなんだけど、コミュニケーションが上手じゃなくて。社交的な方がうらやましかったです。でも人付き合いって結局、自分の姿勢次第なんですよね。大人になると余計にそれを感じます。もっと素直にやればよかったのに、と昔の自分に言いたいです(笑)。

ISTPは16タイプ1慎重派のように感じます。

それがいい面に作用することもあれば、
もうちょっと信用してもいいじゃないかな
と思うこともあるんですよね。

有村架純さん(女優)

2013年NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』で
ブレイクし、以後女優として活躍されている
有村架純さん。

彼女のインタビューなどから、ISTP“らしく”、
参考になるものをピックアップしました。

ISTPは図星をつかれて成長する

ある企画で女性のカメラマンさんと1ヶ月同棲したときは「女優としての覚悟が足りないんじゃない?」と図星を突かれて。すごくムッとしたけど、そこから仕事に対する気持ちも変わっていったんですよね。何かと向き合い続ける時間って苦しいけれど、自分の成長には必要な過程で。だからこそ常に自分に疑いをかけるというか「これでいいの、合っているの?」と常に自問自答をしながら日々をおくる癖がつきました

→かなり重要なポイントなんでしょうね。
こうやって図星を付いてくれる人がいたほうが
ISTP(の特に女性)は成長する感じはあります。

自分で分かってはいるんですよね。

図星をつかれて、別に自分でも分かっている
→じゃあなんで修正しないの?したらいいじゃん
→確かにそうだな

と、

内的思考で客観的に問題点、課題点を指摘されて
しまうと、どうしても修正、反省に向かわざるを
えなくなるのです。

ISTPの女性は我慢しやすい

(-年を重ねると“自分自身の扱い方”がわかってきますよね。「生きやすくなった」「楽になった」と感じる部分はありますか?)すごくあります。昔はずっと我慢してたんだなって思って。嫌なことも、思うことも、ぜんぶ飲み込んで。人のせいには絶対したくないし、自分で選択したからには乗り越えたいんですけど、いつか限界を感じるときがくるから、我慢はしないほうが身体にいい。疲れたり悩んでいるときは、何でも笑いとばしてくれる経験豊富な大人に話すようにしています。そういう風に変われたのもきっと年齢を重ねたから。いろんなことを割り切れて、折り合いがつけられるようになったんですよね。肩の力が抜けて、考え方が変わってきたなと思います。

→あまり男女で決めつけたくないのですが、
ISTPISFPの女性は若い内、必要以上に
“しっかり”しようとして、”我慢”している
傾向が強いです。

有村架純流、気持ち整理術

悩んだら、自分で考えて、自分で答えを出すタイプだと思います。自分の気持ちを整理するために、ノートをつけることもあります。17歳でデビューした当時、自分の気持ちを言葉にするのが苦手だったので、当時のマネージャーに「思っていることを書き出してみたら?」と勧められたんです。17歳〜20歳くらいまでは毎日書いていました。

→20歳以降は自分の頭でできるように
なったので以後はしていないそうです。

ISTPは流れに身を任せて生きろ

(今後の目標は?と聞かれて)「人に対してもっと素直になりたい」ということ。男女関係なく、良いと思ったら良いと伝えたいし、好きだと思ったら好きだと伝えたい。自分が持っている感情を、見返り求めることなく自由に表現したいと思いました。でも、5年後や10年後にどうなっていたいか、具体的なプランを立てるはやめているんです(笑)。知らず知らずのうちにプレッシャーに感じて、きつくなってしまった過去があるので。いまは目標に縛られず、流れに身を任せながら成長していきたいです。

ISTPは実は未来が苦手なんですね。

先の事を考えるとストップしてしまうので、
サブ機能で今にフォーカスして、今に対応する、
彼女の言葉では”流れに身を任せる”のが
大切だということですね。

まとめ

ISTPの著名人の方のお話を伺うと、

内側にためてきた自らの独自の感性、
理屈、意見、感情、主張、感受性を
演技など身体で表現をする活動で
力を発揮している方が多いですね。

内側にためてきた感性がメイン機能の
内的思考で、サブ機能の外的感覚が
目に見える形での五感(身体)で
表現、ということになりますね。

以上、

ISTPの代表的な日本人の有名人
でした。

更にISTPの有名人を知る方法

あまりいっぱい紹介しても
長くなりすぎるのでこの辺で
ストップしておきます。