ダラけ癖を治す方法

カタギです、

あなたは働き者ですか?
それとも、めんどくさがりですか?

告白します。

私は重度のめんどくさがりでした。

今日は私の告白文になります。

働き者のあなたにはこのメールを最後まで
読んでも、時間の無駄になると思うので、
すぐ閉じて仕事に戻ることをオススメします。

私と同様にめんどくさがりで怠惰な気質が
あると自覚されているあなたは、もしかしたら
何かの参考になるかもしれませんので、

今回の私の過去の罪の告白文章も、一応
一回目を通しておくことをオススメします。

さて、それでは話していきます。

そう、私はサボりぐせが強かったのです。

始めるのも遅ければ終えるのもヘタ。

何か始めたことを最後まで終わらせる、
ということがとんでもなく苦手で、
情けない本当の怠惰人間だったのです。

私の周りには未完了の事と、
未達成の事でいつもいっぱいでした。

・買ったけど読みかけの本の山、
・別れたいけど別れてない恋人、
・いつの間にか枯れた観葉植物、
・見たくない1月に立てた抱負、
・増える公共料金の未納通知書、

それに対して、

「何とかしなくちゃな。。」

と頭では思いながら身体は微動だにせず、

ゴロゴロと床に這いつくばって、お気に入りの
お菓子を食べながら、スマホで面白くもない
YouTubeや見飽きたサイトなどを見ていました。

大学時代は特にこの傾向が顕著でした。

私は大学に計10年通ったのですが、
(本年4年、留年4年、科目等履修生2年)

一般の方の2倍以上の年数を卒業するまでに
要した原因の多くがこの性格にありました。

そうです。

めんどくさいのです。

まず朝起きるのが無理でした。

奇跡的に起きられたとしても、
まだなんか眠い気がして、

「せっかく大学に行くんだったら
頭が冴えた学習がしやすい状態で
いかないと教授にも申し訳がない、」

とか謎の言い訳をして、また
ベッドに伏しぐうぐう寝てました。

それで当然単位はとれず、
1年、また1年と在籍期間
だけが伸びていきました。

幸か不幸か大学時代は両親は
離れた位置に暮らしていましたし、

学費を工面してくれていた母親からは
幼少期より何故か信用が得られていたので、

「まあ、あんたには何か考えがあるんでしょ」

とあまり問答をせず、学費を出してくれました。

当時の私はラッキーと思ってましたが、これで
ますます私は怠惰生活に没頭していきました。

気がつけば大学6年、7年、8年。。

入学当初いた同級生はみな卒業し、
いつの間にか友人は誰もいません。

入学式一緒に真新しいスーツ姿で、
講堂で学長の話を聞いた同級生の一人は、

いつの間にか大学の事務職員になり、
私は彼女に学生証の更新手続きを
お願いすることになりました。
(ダブリには更新が必要です)

入学当初は私の方が勉強の出来がよく、
教えてあげることも多かった相手でしたが、
立場が完全に逆転し、気のせいかどこか
軽蔑した表情を浮かべる彼女に、
徐々に勘の鈍い私も気が付き始めます。

「___このままでは、いけない」

と。

そこで私は生来のめんどくさがりの性格を
なんとかして治そうと、色々と努力を
スタートしました。

読書は好きでしたので、まず、
ブックオフなどの本屋さんに行って、
ビジネス書や成功哲学の本や、

怠惰な性格を改善する系の
ハウツー本を買って読み漁りました。

そしてそこで書かれているノウハウを
片っ端から実践しようとしました。

例えば、

・やることリストを書く
・達成したらご褒美を与える
・時間を決めて取り組む
・出来なかったら誰かにバツとして
ギフト、お金などをあげる
etc..

などなどです。

私はこれで怠惰な生活が治る!
大学卒業できる!
失った時を取り戻せる!

と思い、すごく嬉しく思いました。

が、現実はそう上手く行きません。

やることリストは書くのはできるのですが、
タスクを書くと縛られている気がして
なんか嫌な気持ちがするのです。

そして書いた紙が消えたり、リストの作業を
やっている途中に、もっとやりたい作業を
思いついて足したりを繰り返して、結局
やめてしまいました。

ご褒美を自分に与えるのは、もっと無理でした。

そもそも物欲に乏しく、モノに興味が
極めて薄い性格だったので、ご褒美と
言っても何を設定すればいいか分からず、

仮に設定できたとしても、購入する時、
罪悪感を感じてしまい、嬉しいというより、
ツライ気持ちのほうが強くなってしまってました。

出来なかったらバツとして知り合いにお金を
与えたりして自分を追い込む、という方法は
今考えれば自分に向いていたと思うのですが、

当時の私には友達は一人もいなかったので、
そもそも実践できず、無理でした。

色々と試してみてもどうにも上手く行かない、、

もう無理なのか?
これは性格なのか?
大学卒業も諦めるしかないのか?

このまま怠惰なまま俺は何も達成できずに、
ただ老けて、死んでいくのか?

悩んで、元々楽観的だった性格も歪み、
段々心も身体もおかしくなっていきました。

数年前に抜いた親知らずの歯の場所が
夜になると頭が割れそうなほど
痛みはじめ、不眠症になりました。

美容院に行くと、髪が抜けかかって、
若ハゲの兆候がある、と言われました。

時々夜道を歩いていて、最初に付き合った
恋人の自分に優しかった頃の姿の幻を
見て、走り寄り、気づき、落胆しました。

身体も心もピークでファミリーレストランでの
アルバイト中に何度もぶっ倒れました。

私は限界でした。

それで悩んだ末に、意を決して
母親に電話しました。
(私から電話をかけるのは
非常に珍しいことでした。)

それで母に、

怠惰でズボラな性格をなんとかしたく、
色々と試行錯誤しているけど、
上手く行かない、と泣きつきました。

その後、私の情けない泣き言を聞いて
母が言ってくれた言葉は忘れられません。

母は、

「あんたは真面目じゃないでしょ、
真面目にやろうとしても無理。
不真面目にやりなさい」

と言うことを私に言いました。

私はハッと気付かされました。

紫の閃光が身体を通った気がして、
身体が静電気でビリリと震えました。

そして私は勘違いしていたことに
気が付きました。

そうです、私は元々真面目というより、
不真面目な人間だったのです。

世で一流大学と言われる大学に入り、
内向的で静かでおとなしい性格だったので、
いつの間にか自分でも自分はマジメな人間
だと思いこんでいたのです。

しかし母親の言う通りでした、私は幼少期から
静かながらも先生や社会やルールには決して
従わず、集団嫌いで自己中心的な独自の
やり方しか信じない性格の持ち主でした。

母にそのことを気付かされて以後、
私はそこから全ての事を不真面目に
やろうと開始しました。

大学など別に行きたくなければ行かなくていい、
アルバイトもやめたければやめていい、
家でずっと寝てたければ寝てていい。

そんな風に考えるようになりました。

そして当時はとにかく怠惰でゴロゴロ
したかったので、まずやったことは究極の
怠惰生活を達成することでした。

「よし、俺はもうダラケる!1ミリも動かず暮らす!」

そう決心しました。

そしてスーパーやコンビニに行って
お気に入りのお菓子やケーキや
饅頭などを買い込みました。

そしてゲームソフト屋とDVD
レンタルショップに行って、
気になるゲームソフトと、
映画のDVDを買い込みました

最後に酒屋に行って、日本酒やワイン、
地ビールやウイスキーなど、ありと
あらゆる種類のお酒を買い込みました。

そして借りている1Kの東京都杉並区
高円寺の賃貸に帰って、

カーテンを完全に閉じて、部屋を暖かくして、
毛布に包まり、ベッドに寝そべりながら、
お菓子とお酒を飲みながらゲームや
DVDをずっと見る”究極のニート生活”を
開始しました。

それを1週間くらい続けました。

ほとんど一歩も外に出ませんでした。

郵便が来ても出ませんでした。

20時間くらいは寝そべって生きていました。

母が言った通り”超不真面目”でした。

しかし、すると不思議なことに、どんどん
気持ちが楽になっていったのです。

そして更に不思議な事は、何故か次第に
私の中から怠惰な気持ちが消え、どんどん
前向きになり、希望が出てきたことでした。

1週間くらいそうして、ゴロゴロゴロゴロ、
究極のニート生活をしていましたが、
次第に私はベッドから起きて、
机に向かうようになりました。

ゴロゴロ転がるのにも飽きてきたのですね。

それで机に向かって何を始めたのかと言うと、
シナリオや設定を書き始めたのです。

ニート生活中にゲームや映画に没頭している中、
すごくそのゲームや映画のシナリオや設定に
対する不満や向上点などが浮かんできて、
それで、自分で考えてみたくなったのでした。

次第に私はそれで小説を書いてみたり、
ゲームを作るゲームを購入して、自作の
ゲームを作ろうと計画したり始めました。

ゲームを作るゲームでは自作の音楽なども
入れられるようでした。

私はそれまで過去バンドをやっていたり、
作曲をしていたりして、音楽に対する情熱は
強いものがありました。

当然、自分の作ったゲームソフトにも、
自作の音楽や歌を入れたい、と思いました。

それで次第に家でホコリをかぶっていた、
ギターに触り始め、昔使っていたDTMを
(音楽を作るソフトです)久しぶりに起動させ、
作曲と音楽に使う時間が増えていきました。

満足できる曲ができると嬉しくなります。

誰かと共有したくなりますし、
大勢の前で演奏したくなります。

丁度当時勤めていてたファミリーレストランで
ISTJの女友だちにその事を話すと一緒にやろうと
言ってくれました。

彼女と2人でその年は高円寺の
ライブハウスで演奏しました。

そして2人だったバンドもひとり、またひとりと
メンバーが増えていきました。

次第にバンド活動の合間で、大学の
講義にも出席するようになりました。

新入生のフリをして、新しく音楽系のサークル
にも加入し、友人もできるようになりました。

当然友人ができると、大学に行くのが楽しくなります。

次第に嘘のように重症だったサボりぐせが治っていき、
いつの間にか大学も卒業していました。

「不真面目でいいんだよ。」

全ては母親の言葉がきっかけでした。

この現象を心理機能的に今、分析すると、
私のタイプINTPはサブ機能が外的直観で、
第3機能が内的感覚機能です。

マジメに成功しようとしてもダメで、
不真面目(外的直観)な手段を使ったほうが
うまくいく、というのは心理学で考えても
当てはまることでした。

もしかしたらあなたも私と同様に、

・めんどくさがり
・サボりぐせがある
・怠惰でダラケがち
・未完了の事ばかり

な性格で悩んでいらっしゃるかもしれません。

決めた目標が達成できなかったりして、
悩んでおられるかもしれません。

その場合、もしかしたらあなたには、
私と同様に不真面目なやり方が
あっているのかもしれません。

この記事を書いている現在は、
2021年1月です。新年です。

新年ということで、フレッシュな気持ちで
あれこれ目標を考えているかもしれません。

そこで注意してほしいのです。

マジメに考えすぎてませんか?

もしかしたら私と同様に
めんどくさがりの性質が入っている
あなたには、夢や目標を達成する時も、

不真面目な方法があっているかもしれません。

私の使っているテクニックをシェア致します。

めんどくさがりでも可能な
目標達成の手順を7つ紹介しました。

めんどくさがりの目標達成法
https://setagaya-wheel.net/as

カタギ(INTP