自分を大切にする本当の方法とは?「忘れない」ことから始まる自己受容

「自分を大切にしましょう」って、よく言われますよね。でも、具体的にどうすればいいのか、よく分からないという人も多いんじゃないでしょうか。
僕自身、ここ数年ずっと「自分を大切にする」ということをテーマに考え続けているんですけど、正直なところ、全然できていないなと感じています。自分を難しい状況に置いてしまったり、過去の自分がやってきたことを大切にできていなかったり。
そんな中で、先日のDiscord日記クラブでの会話から、「自分を大切にする」ことの本質が少し見えてきたんです。
今日は、その気づきをシェアしたいと思います。

「自分を大切にする」って、具体的に何?
僕が主催している日記クラブというのがあって、月に一度、メンバーがZoomで集まって日記を共有したり、感想を言い合ったりしているんですね。
そこで、INTJタイプのサチさんという方が、こんな質問をしてくれました。
「カタギさんにとって、自分を大切にするって具体的にどういうことですか?」
僕は最初、こんな風に答えたんです。
- 自分を楽しませること
- 自分を面白がらせること
- 過去の自分を大切にすること
- 過去の自分に感謝すること
でも、話しているうちに、もっと根本的なことに気づいたんです。
それは、「忘れない」ということです。

自分を大切にする第一歩は「忘れない」こと
僕が辿り着いた結論は、自分を大切にするために一番大事なのは、何も忘れないことだということです。
何を忘れないのか?
- 今、自分が感じていること、経験していることを忘れない
- 過去の自分がやってきたことを忘れない
- 目の前にいる人のことを忘れない
- その人の歴史を忘れない
これ、「良い・悪い」を判断するとか、「すごい・すごくない」を評価するとかじゃないんですよ。ただ単に、認知する、受け止める、見るということなんです。
存在しているものを、存在していないことにしない。それが「忘れない」ということだと思います。
すべての記憶を平等に扱う
ここで、とても大事なポイントがあります。
それは、すべての記憶を平等に扱うということです。
ハイライトだけじゃダメなんです
例えば、彼氏とデートした楽しい思い出は大切にするけど、姉と出かけた何気ない時間は忘れてしまう。こういうことって、よくあると思うんですよ。
でもこれ、実は自分を大切にできていないんです。
なぜかというと、「彼氏とデートしている自分」だけを大切にして、「姉と出かけている自分」は大切にしていないことになるからです。
つまり、自分の一部しか愛していない、ということになってしまうんですね。
日常も、特別な日も、等しく大切
- 楽しかった思い出
- 何気ない日常
- 嬉しかったこと
- 辛かったこと
- 退屈だった時間
- 頑張った瞬間
これら全部、等しく自分の歴史なんです。どれか一つでも「なかったこと」にしたら、自分の一部を否定することになってしまう。
別に、思い出すたびに感動する必要はないんですよ。泣く必要もない。ただ、「ああ、そういえばそんなことあったな」って、フラットに認識するだけでいいんです。
「記憶に慣れる」という実践
僕自身、普段あまり記憶を振り返らないタイプなんです。だから、いざ思い出そうとすると、「ギャー!」ってなってしまうことがあります。笑
でも、それって結局、記憶に慣れていないだけなんですよね。
毎日、少しずつ思い出す習慣
じゃあどうすればいいかというと、毎日、カジュアルに、フラットに、記憶を思い出すという習慣をつけることです。
特別な道具も、時間も、感情も必要ありません。
- 朝起きたとき、「昨日何したっけ」って思い出す
- 通勤中に、「先週のあの出来事、そういえばどうだったっけ」って考える
- 寝る前に、「今日一日、こんなことあったな」って振り返る
こんな感じで、軽く、カジュアルに思い出すんです。
ドラマチックになる必要はないし、「あの時は辛かったなあ」って泣く必要もありません。ただ、「あったな」って認識するだけ。
そうやって記憶に慣れていくと、いざ振り返ったときに「ギャー!」ってならずに済むんです。
記憶の膨大さを知る
ちょっと計算してみましょう。
僕は今36〜37歳くらいなんですけど、
36年 × 365日 × 24時間 = ?
これ、めちゃくちゃ膨大な量ですよね。
もちろん、すべての瞬間を覚えているわけじゃないし、覚えておく必要もありません。
でも、「そこに歴史がある」ということを知っておくことは大事なんです。
それを「なかったこと」にしない。評価もしないけど、無視もしない。ただ、「ああ、そこに自分の歴史があるんだな」って知っておくことが、自分を大切にすることの第一歩だと思います。

過去の自分を大切にする
もう一つ、僕が反省していることがあります。
それは、過去に自分が作ってきたもの、やってきたことを、今の自分が大切にしていないということです。
過去のYouTube動画、記事、活動…
僕、YouTubeで600本以上動画を投稿しているんですけど、正直なところ、過去の動画をほとんど見返していないんですよ。
ブログ記事もたくさん書いてきたけど、「昔書いたあの記事、こういう時に使えるな」とか、あまり思い出さない。
これ、つまり過去の自分を大切にしていないということなんですよね。
過去のカタギが一生懸命やってきたことを、今のカタギが「まあ、どうでもいいや」って扱っている。これは、自分を大切にしていることにはならないんです。
過去の自分に感謝する
本当は、こうあるべきだと思うんです。
- 「あの時、あの記事を書いてくれてありがとう」
- 「あの動画、今でも役立ってるよ」
- 「あの時頑張ってくれたおかげで、今があるよ」
そうやって、過去の自分を認めて、感謝して、大切にする。
自分がやってきたことを、ちゃんと誇るということですね。
これも、「忘れない」ことの一つだと思います。

なぜ「自分の歴史」が大切なのか
ここで、もう一つ大事な話をさせてください。
「自分を大切にできないと、他人を大切にできない」ってよく言われますよね。
僕も、これは本当だと思います。でも、なぜそうなのか、理由をちゃんと考えたことありますか?
私たちは、自分の歴史しか知らない
実は、私たちが本当に知っているのは、自分の歴史だけなんです。
他人の歴史って、どんなに親しい人でも、完全には分からないですよね。伝記を読んでも、話を聞いても、それは「一部」でしかない。
でも、自分の歴史は、自分だけが完全に経験しているんです。
だから、自分の歴史・記憶をちゃんと認識できるようになることが、他人の歴史を想像するための出発点になるんですよ。
自分を大切にすることが、他者理解の基礎
自分の記憶を大切にできるようになると、こんな風に思えるようになります。
- 「ああ、自分にもこんな歴史があったな」
- 「だったら、あの人にもきっと色んな歴史があるんだろうな」
- 「見えないけど、そこには確かに積み重ねがあるんだろうな」
自分の歴史を認識できていないと、他人の歴史も想像できないんです。
だから、「自分を大切にする」ことは、実は「他人を大切にする」ための第一歩でもあるんですね。

まとめ:今日から始められる「忘れない」習慣
長くなってしまいましたが、まとめます。
自分を大切にする方法
- 忘れないことを意識する
- すべての記憶を平等に扱う(ハイライトだけじゃなく、日常も)
- 毎日、カジュアルに記憶を思い出す習慣をつける
- 過去の自分に感謝する
- 自分の歴史があることを知っておく
今日からできること
特別な道具も、時間も、感情も必要ありません。
ただ、今日一日の終わりに、こんな風に思い出してみてください。
「今日、何があったっけ?」
「そういえば、こんなことあったな」
それだけでいいんです。
良い・悪いを判断しなくていい。感動しなくていい。ただ、「あった」ということを、フラットに認識する。
それが、自分を大切にすることの始まりだと、僕は思います。

おわりに
この記事、僕自身の反省も込めて書きました。
正直、僕もまだまだできていないことばかりです。でも、「忘れない」ことを意識するようになってから、少しずつ自分に優しくなれている気がします。
あなたも、よかったら試してみてください。
それでは、またね。
カタギ(INTP)