感情で答えを出す3つの手順

カタギです、

あなたは迷う時はありますか?

『Aにしよっかな~それともB?
いやいやCかも?う~~~ん』

人生は選択の連続です。

タンスから着る服を決めたり、
仕事中に聞く音楽を選んだり、
夕ごはんのおかずを考えたり、
友達のプレゼントを迷ったり、

といった、
日々の些細な事は勿論、

マイホームを購入する時、
勤める職場を決める時、
結婚相手を決断する時、
大きな投資を決断する時、
人と別れる決断をする時、

など、

あなたが重要な人生の岐路で
正しい判断をすることは、
あなたの今後の人生の方向性を
大きく左右します。

あなたが間違った決断をして、
大きなダメージを負わないために、
今回は決断を下す方法を解説します。

以前は思考で決断を下し、答えを
出す方法を解説しました。

今回は感情判断の方法です。

感情もユング心理学の中では
思考機能と同様に、”判断”機能
であり、何か物事をジャッジして
良し悪しを評価して決断し、
ひとつの答えを出す機能です。

心理機能にFが入っているタイプ、
INFPENFPINFJENFJISFP
ESFPISFJESFJの8人)は、

思考機能を使うよりも、感情機能を
使った方が正しい評価をし、決断を
して、人生の選択肢に迷った時に、
正しい道を選ぶことができます。

もしあなたがF型の場合‥

今回の話を参考に、選択をするよう、
心がけてみてください。

さて、では感情を使って答えを
出す方法を解説していきます。

Fタイプの人が人生の選択肢で
迷っている時、答えを出せない時、

2つの選択肢で迷っている時、
感情で答えを出すためには、
全部で3つのポイントがあります。

■1:感情総量、感情強度
■2:感情バリエーション
■3:持続性、感情深度

です。

感情で答えを出す、ということで、
気持ちに聞くわけですが、

その気持ちを考える時に、全部で
3つの部分に着目する必要があります。

一つ一つ解説していきます。

1)感情強度、感情総量をチェック

その選択肢に対する気持ちの
総合エネルギー量を見るのです。

AかBかどちらの人と結婚するか
迷っているとして、

「Aの人と結婚する」

と考えた時、色々と気持ちは
湧いてくると思います。

また、

「Bの人と結婚する」

と考えた場合も、同様に、色々な
気持ちが湧いてくるでしょう。

どちらも感情は動くと思いますが、
その総合量や強さは異なるはずです。

その感情総量と感情強度が強い方が、
あなたの感情センサーが大きく反応
しているということで、正しい答えに
近いということが判断できます。

でここでポイントは、

「ネガティブ感情も、
ポジティブ感情も同列に捉える」

ということです。

感情は色んな種類があります。

喜びも憎しみも悲しみも愛しさも、
嫉妬心も恨みも混乱も躊躇も無力感も、
全て同様の感情です。

選択肢毎に湧き上がってくる感情の
種類は別として全てを同列化して、
数値化して総合得点が多い方を選ぶ。

これが重要です。

2)内包する感情バリエーションを見る

種類は無視する、と書きましたが、
それは総合量を測る段階の事です。

種類も感情判断の正確性を測る時には
重要な指標になります。

先程の例でいうと、

「Aの人と結婚する場合」
「Bの人と結婚する場合」

その2つの選択肢、結婚の
AとBの選択肢を考えた時、
それぞれ、湧き上がってくる
感情は異なり、また、

そこに存在する感情の種類、
バリエーション、ニュアンスも
違ってくるはずです。

例えば、

「Aの人と結婚する」

と考えた時、

喜び、興奮、不安が
大きく出てきたとして、

また、

「Bの人と結婚する」

と考えた時、

喜ぶ、興奮、不安に加えて、
寂しさ、高揚感、嫉妬心、
焦り、心配、希望、困惑、

などが湧いてきたとしたら、

Bの選択肢の方が正しい、
ということになります。

感情バリエーションが豊かな
方が正しい答えに近いのです。

この場合、喜び、悲しみ、と
いった大まかな枠組みは勿論、

喜びの中にも細かいニュアンスが
あると思うので、それもチェック
しないといけません。

「ちょっと嬉しいけど。。でも、
ちょっと悲しくて切ない‥
でも心の奥底に希望が見える‥」

など、感情は繊細でシンプルでは
ないと思います。

2つの選択肢を考えてみて、

バリエーション、細かいニュアンスが
多く出てくる、シンプルではない、
「気持ち」が出てくる答えが正解、

その道を通ることがが正しい、
ということになります。

3)感情の持続性、耐久性、深度を測る

ポイント3つ目です。

最後は時間も考慮するということです。

AとBの選択肢で、色んな気持ちが出て、
総量、バリエーションも測った、

そしたらあとは時間を判断に入れます。

その気持ちが継続している、
長く保たれている方を選ぶことが
正しい選択につながります。

あなたも気が付かれていると思いますが、

突発的、瞬間的、衝動的、刹那的な
気持ち、ノリ、フィーリングは
間違った決断であることが多いです。

電撃結婚のカップルがすぐ別れるように、
衝動的なノリで決めた判断は
いとも簡単にもろく崩れ去ります。

感情で判断を下す時、重要なのは、
どれだけその気持が長持ちするか、
根深いか、捉えないといけないです。

残り続ける感情もあれば、
一瞬で過ぎ去る感情もあります。

大海原の浅瀬でちょこんと
一瞬、海面上だけで飛び跳ねる
感情もあれば、

深海の奥底に眠っていて、
海面上で雨が降ろうが槍が降ろうが、
ビクともせず、じっと構えて
ピクリとも動かない感情もあります。

これが感情の深度(ふかさ)です。

瞬間的に表面で沸き起こった感情ではなく、
心の深海から湧き上がってくる根深い
気持ちの方を選択することが重要です。

ーーーーーーーーーーー

さて、こんな感じで3点紹介しました。

簡単にまとめると、
感情機能を使って答えを出すためには、

1)気持ちの総量
2)気持ちのバリエーション
3)気持ちの持続性

の3点を考慮したらいい、
ということでした。

今後、あなたが判断に迷った時や、
選択肢を悩んだ時に、今回の話を
思い出して、是非、あなたにとって
ベストな道を選んでください。

それでは!

カタギ(INTP

追伸:

あなたもご存知かもしれませんが、
私はINTPといって、感情がとても
苦手なタイプです。

感情判断について偉そうに解説しましたが、
まだまだ認識が甘いのは重々承知してます。

おそらくあなたは感情機能が
劣勢機能に入っている私よりも
感情機能が達観しているでしょう。

そこであなたにお願いがあります。

今回の話の感想を送ってください。

そしてあなたの経験、体験から、
「気持ちで判断」して上手く行った体験、
上手くいかなかった体験を考えて、

その違いについてあなたの意見を
送ってください。

要するに以下の4点について、
考えてみてください。

1)今回の話の感想
2)感情判断して上手くいった経験
3)感情判断して失敗した経験
4)あなたなりの意見

すると、あなたの感情判断が
うまくいくパターンと失敗する
パターンが見えてくると思います。

で、

「いっちょカタギにも教えてやる!」

という優しい方は、その意見を私に
(この記事に直接コメントでOK)
どしどし送ってください。

頂いた知見を元に、そいつをまた
私が思考で分析してまとめて、
またあなたに更に正確かつ実用的な
感情判断テクニックをシェアします。

それでは、

ご感想お待ちしております。

カタギ(INTP

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